田坂 美仁 さん

8年ぶりの出場、8年ぶりの再会

オークランド大会に参加した感想

 愛媛県在住のウエイトリフティング競技者・田坂美仁さん。今回のワールドマスターズゲームズ2017オークランド大会では、M50ランク(50~54歳の部)・85kg級に出場しました。WMGへは、2009年のシドニー大会以来、8年ぶり、2回目の出場でした。
 結果は銀メダル。「シドニー大会で獲得した銅メダルから、一つ良い色になりました。」と達成感を得られたそうです。
 競技会場であるAUT Millenniumでは、田坂さんが出場したウエイトリフティングのほか、水泳(競泳)、ソフトボール、バスケットボールとさまざまな競技が行われました。そのため、田坂さんは試合のない空いた時間には、水泳やソフトボールの観戦を楽しんだそうです。
 また、シドニー大会以来8年ぶりに再会した海外のウエイトリフティング仲間や、今大会で新しく出会った他国の選手ともたくさん交流ができ、とても充実した大会となったそうです。

2021年関西大会にむけて

 前々回のシドニー大会と今回のオークランド大会の感動を胸に、関西大会の出場をめざす田坂さん。
 ワールドマスターズゲームズにおけるウエイトリフティングは、世界選手権大会を兼ねています。そのため、概ね30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる大会であるワールドマスターズゲームズにおいて、数少ない予選のある競技の一つとなっています。
 次回、WMG2021関西大会では、徳島県がウエイトリフティングの会場となります。同じ四国である愛媛県に在住の田坂さんは、「関西大会では、近県の徳島県でウエイトリフティングが行われる。予選に勝ち、代表に選ばれるように頑張りたい。」と関西大会への意気込みを語ってくれました。